妖怪宇宙旅行
「今夜、ちょっくら月まで行ってきます」
なんて軽いノリで宇宙旅行が出来たら……なんて考えて作りました。
暖炉の付いた古くさい内装の木製ロケットでゆらゆら揺られながら月を目指します。
ところで、青森のストーブ列車が廃線の危機だそうです。
幻想入りする前に一度は乗ってみたいなぁ。
綿月のスペルカード 〜 Lunatic Blue
一巻だと殆ど出てこない綿月姉妹ですが、
これから陽気な月侵略者達との戦闘になる筈ですのでそのイメージで作りました。
負けず劣らず暢気な綿月姉妹。でも、戦いになるとそれはもう強いんです。
緊張感もありながら、余裕に満ちた曲になっているかと思います。
呑んべぇのレムリア (Retro Ver)
東方儚月抄と言えば呑んべぇ達が暴れる呑んべぇ漫画です。
この曲はそんな呑んべぇの為に、呑んべぇが勢いで作った曲をFM音源でリメイクしました。
呑んべぇが無駄に格好良く見えるから困ったもんですね。
サニールチルフレクション
日の光の妖精、サニーミルクのテーマ曲です。 これはそのままシューティングに使える曲です。
もし、三妖精が全員揃ってゲームに出てくる場合も、この曲が一番しっくり来ます。
いかにも前半ステージのボスといった感じで軽快で重みの少ない曲になっています。
サビでバックに流れるキラキラするようなピコピコするような音が、サニーらしいと言うか。
超高速なベースに意外と和風なメロディがマッチしていて気に入っています。
実際にゲームに使われていないで聞くと極端な勢いですが……。
ちなみにサニーの光の屈折の能力は、屈折率にすると負の値を取る事が得意です。
これは通常の物質ではあり得ない屈折率ですが、自分の姿を隠すのに最適な屈折と言えます。
ルチルの屈折率なんて、最初から目じゃ無いんですね。
夜だから眠れない
月の光の妖精、ルナチャイルドのテーマ曲です。 少しだけ重くなりました。
どっちかって言うとシューティング道中の曲ですね。
この単行本の小説でも主人公だし、毎回多めに台詞が割り振られていたりと何かと優遇されているルナですが、そのお陰で虐められやすいです。
と言うか、一番理解し易い一般的な性格なんですよね。夜起きてしまうのも何となく馴染みやすい。
この曲は、小説のイメージも混ぜてあります。よくよく聞くと非常に変な拍子だったりしますが、
それを感じにくいつくりになってると思います。
そして、夜だから眠れない。これ程、端的に妖精と妖怪の境目を表現した曲名はないと思います。
人間は、夜なのに眠れない。妖精は、夜だから眠る。妖怪は、夜だから眠らない。
で、彼女は、夜だから眠れない。眠りたくても眠れないんですよね、月の光が眩しすぎて。
妖精燦々として
星の光の妖精、スターサファイアのテーマ曲です。 何か暢気そうでノリノリです。
どっちかって言うとエンディングの曲ですね、って使えないじゃん。
星空の下で手を振りながら楽しそうに歩いている場面を想像しながら作りました。
何か楽しそうで良いですよね。でも、曲に何処か寂しい感じがするのは、
三妖精の他には誰も居ないイメージが曲から感じられるからでしょう。
でも、それは妖精にとっては何も寂しい事ではありません。妖精とは常に単独行動を取るものです。
三妖精の様に仲間で行動する方が珍しいのです。そんな事を感じさせる曲です(そこまで感じられないって)。
スターは通常はサニーとルナのやり取りを見守る立場なんですが、たまに惚けた事を言って空気を変えたりします。
スター、星は多様性の象徴、惑星、彗星、流星など、様々な種類の星があります。
サニーミルクの紅霧異変
サニールチルフレクションの紅魔郷風アレンジと思いきや、完全に別の曲に乗っ取られてしまう曲です。
熾烈な戦いが行われている紅魔館の脇で虫取りでもしている妖精の姿が見えます。
いにしえのあの曲も妖精の手にかかれば……。
雪月桜花の国
二曲目は妖々夢のイメージで曲を創りました。
妖々夢は全体的に時間の流れがゆっくりしてた気がします。
和風で雪っぽくてどこか切なくて……良い感じに仕上がったと思います。
リズムに若干、酩酊感を入れて妖精らしさも混ぜました。
スターヴォヤージュ2008
三曲目は永夜抄のイメージで曲を創りました。
永夜抄と言えば宇宙人。
自分の好きな宇宙観で目一杯、暗く激しい曲を創りました。
もはや三月精の曲にしては格好良すぎるかもしれないけどね。確実に。
可愛い大戦争のリフレーン
描きおろしの漫画、妖精大戦争の続きをイメージした曲です。
妖精大戦争は普通にシューティングのオープニングストーリーのイメージです。
この曲はそのシューティングの道中曲といった感じ。
漫画の後、妖精達が本当に大戦争するのか、はたまた桜の花に気をとられて大宴会になるのか、
それは誰にも判りません。この曲の雰囲気ではどちらにも取れるかと思います。
曲の入りは旅立ちっぽい雰囲気ですが、いざ旅立つとあちこちで寄り道して目的を忘れてしまう
妖精のイメージを出してみましたが如何でしょうか?
フェアリー冒険譚
幻想郷にいる妖精達の、食う寝る遊ぶの日常をイメージしました。
好奇心に満ちあふれた少年少女探偵団といった感じです。
妖精が子供のイメージなのは、人並み外れた好奇心を持ち合わせているからでしょう。
この曲はちょっとおませな感じも入っています。
たまにはこういう感じの三妖精も良いんじゃないですかね。
二つの世界
最終話「二つの世界」をイメージして曲を書きました。
と言っても曲とストーリーとはあまり密接な関係は無いのですが。
外の世界っぽさと幻想っぽさを混ぜて、紫のイメージをトッピングした感じです。
ビックリするほど三妖精の入る隙がないね。
神域のかくれんぼ暮らし
漫画に合わせて神社に隠れ住む妖精をイメージしました。
隠れるという行為は本来非常に緊張感のある物ですが、
妖精達のおっちょこちょいな感じを混ぜて軽快さ多めな曲になってると思います。
三妖精にしてはちょっとかっこつけすぎたかな。
妖怪モダンコロニー
古典的な妖怪達の新しい拠り所としての幻想郷をイメージしました。
地中からわいてきた妖怪達が地上で楽しく遊ぶ、そんなイメージです。
これは別のゲームの為に書いた曲のフルバージョンなので、
三妖精のイメージとはちょっと異なるかも。
年中夢中の好奇心
ゲーム「妖精大戦争」より妖しさと明るさと懐かしさの入り混じった曲です。
妖精はイノセントな好奇心の塊ですので、必然的に曲も遊び心満載になります。
原曲よりかなり軽快なリズムで遊び心満載になっています。
妖精らしさ満載ですね。
真夜中のフェアリーダンス
少しだけ背伸びして大人っぽい感じになりました。
フェアリーダンスってイメージじゃないですけどね。
フェアリーダンスって言うと、環状にキノコが生えてくる不思議な踊りですが。
妖精大戦争 〜 Fairy Wars
この漫画では戦闘シーンは殆どありませんが、妖精達は日々闘いに明け暮れています。
無駄に戦わないのは高等な生き物の証ですが、妖精は高等な生き物ではないですので……。
まあ何にしても大戦争ってイメージの曲じゃないですね。
メイガスナイト
最終巻と言う事で激しい曲を集めてみました。
この曲はチルノと魔理沙が対峙した時のテーマですので、実は三妖精とは関係無いのですが、
チルノを三妖精に置き換えても曲としては問題ないと思います。
シリアスにならないが明らかに強敵、というイメージで作曲しました。
サビに突入時の突然視野が開ける感じがお気に入りです。
いたずらに命をかけて
今度は三妖精のテーマです。
魔理沙のテーマと違うのは、シリアスにもならないし明らかに強敵では無いというイメージです。
同じボスでも強敵じゃ無くなるだけでガラッと変わりますね(笑)。
原曲は非常に短い曲なので、少しメロディアスな感じを追加してアレンジしました。
曲名の「命をかけて」というのは、子供が軽々しく「命賭けるから」「一生のお願い」などと同じです。
子供も大人も、口に出せるような事に命なんか賭けられる筈もありません。
古きユアンシェン
元は仙人の曲なので、激しい曲でどことなく中華風なのですが、
この感じが妖精の曲として見ても意外としっくりくるので収録しました。
悪戯好きでおどけている仙人。その感じは妖精と共通するのかも知れませんね。
実はこの三曲は、イントロは重くてサビは軽く、という共通した作りになっています。こういう流れが大好きです。