舌禍をもたらす女神

  稀神 サグメ − Kishin Sagume
 

名前  :稀神 サグメ
     Kishin Sagume

種族  :月の民
能力  :口に出すと事態を逆転させる程度の能力


職業  :不明
所在  :月の都

二つ名 :舌禍をもたらす女神

テーマ曲:逆転するホイールオブフォーチュン
登場作品:東方紺珠伝




稀神 サグメ

月の民である。
普段、月の民の中では重要なポストにいて、余り表に出てこない。
一応、神霊という部類に入るが、その性質は神とも鬼とも精霊とも付かない。

無口な性格だが、その理由は能力にある。

「東方紺珠伝」より



口に出すと事態を逆転させる程度の能力

何らかの事象に対して(特に関係すると思われる人物に向かって)
口にすると、その事象は逆に進み始めるのだ。
似たようなものに天邪鬼がいるが、彼女は天邪鬼の上位にいる神霊である。
天邪鬼は自分が反対の事を言うだけに対し、彼女は言った事で世界を反対に動かす。

何かを成そうとしているのなら、それは尽く失敗するし、
悪い事が起きているのなら、何らかの打破が見られる能力である。
必ずしも自分に対して好転するわけでは無い。
まさに、口は禍の元、となる神霊だ。

「東方紺珠伝」より



月の都の防御策

月の民の賢者達は、純狐による攻撃で穢れの侵食を防ぐため、月の都を凍結させた。
それと同時に、月の民を夢の世界に避難させた。
夢の世界の都は、みなが思うようないつも通りの月の都だった。
そこにいる月の民達はそれを本物の都だと疑うことは無かった。

しかし、いつまでも夢の世界に閉じ込めておく訳にもいかない。
長い夢は精神を蝕みやすいのだ。

その為、賢者達は保険として「月の都遷都計画」を打ち立てた。

「月の都遷都計画」は、幻想郷を浄化し、そこに都を作る事だった。
浄化とは、生死を無くすこと。
つまり、全ての地上の生き物を殲滅することだった。
しかしそう簡単にいく訳もない。相手は幻想郷に住む妖怪達だ。

彼女は、幻想郷にはある都市伝説を広める事が近道と考えた。
彼女の能力を使い秘密のパワーストーンを作った。
そのパワーストーンは言葉で世界を変える力を持っていた。
近くに有るだけで、存在しないはずの噂話(都市伝説)が具現化する
という恐ろしい代物である。

都市伝説が具現化するようになった頃、誰かが有名な都市伝説を
広めるのを待つだけ、というのが彼女の計画だった。

有名な都市伝説、それが「アポロ計画陰謀論」である。
「NASAは月で見た真実を隠している」という与太話だ。
つまり、NASAは月で見た文明を隠している、と噂になれば
月の文明、すなわち月の都が幻想郷に具現化するという訳だ。


……しかし、この計画はあくまでも保険である。
彼女も本気では無かったし、そもそも遷都を望んでいる民は誰もいなかった。
出来れば月に戻りたかった。
それでも何らかの手を打たないと行けないほど、
純狐の攻撃は手の打ちようが無かったのである。



そんな時、幻想郷の人間がやってきた。
まさかドレミーが月の都に人間を入れるとは思ってもみなかったが、
彼女は人間の力を試し、強いことが判ると決意した。

この人間に賭けよう。
私が真実を喋れば、この人間を中心に事態は逆転する。
自分が行ってきた遷都作戦は尽く失敗するが、純狐の作戦も失敗するからイーブンだ。
後はこの人間がどうなってしようとも、月の都が救われれば……。

「東方紺珠伝」より




スペルカード

東方紺珠伝
Easy・Normal
玉符「烏合の呪」
玉符「穢身探知型機雷」
玉符「神々の弾冠」
「片翼の白鷺」

Hard・Lunatic
玉符「烏合の逆呪」 Hard
玉符「烏合の二重呪」 Lunatic
玉符「穢身探知型機雷 改」
玉符「神々の光り輝く弾冠」
「片翼の白鷺」




スクリーンショット: -表情-  -スペルカットイン-