小人の末裔 少名 針妙丸 − Sukuna Shinmyoumaru
一寸法師の末裔である。 打ち出の小槌を使う事が出来る。 初代一寸法師は鬼を退治して、鬼の秘宝『打ち出の小槌』を手に入れた。 初代は大きな身体と姫を手に入れる事が出来たのは伝えられている通りである。 それ以外に打ち出の小槌を使う事は無かった。 打ち出の小槌は鬼の道具で有り、それが起こす奇跡もまた、鬼の魔力である。 無闇に使う事は必ず自分を滅ぼす事になる、と考えたのだ。 しかし、代を重ねるごとに一寸法師の精神は失われていく。 そしてあるとき事件が起こった。 何でも願いを叶えるという打ち出の小槌を使えるというのに、使ってはいけないとは何事だ。 そう考えた末裔の一人が、ついにその禁忌を破る。 小槌の魔力で贅の極みを尽したそいつは、ついに最後の望みを言った。 「豪華な城を建てて民を支配したい」 刹那、輝針城と名付けられた城が出現し、打ち出の小槌の魔力は尽きた。 そして、悲劇は起こる。 輝針城は逆転し、小人族もろとも鬼の世界に幽閉されてしまったのだ。 支配したかった民の居ない世界へと……。 それ以来、小人族の存在は人間に知られる事は無かった。 打ち出の小槌は鬼の道具である。 願いを聞き入れる代わりに、それに似合った代償を与える。 大きすぎる願いは、叶う前に代償が現れる事もある。 その事を小人族は思い知った。 そして再び打ち出の小槌は封印された。 それから長い年月が経ち、現代。 もう小人族で過去のことを話す者もいなくなっていた。 そのせいで、針妙丸は打ち出の小槌の事を知らなかった。 そこに目を付けたのが天邪鬼 正邪だった。 彼女は自身の野望を満たすために、打ち出の小槌を利用する事を考えた。 小槌は小人族しか扱えないので、何も知らない針妙丸を利用することにした。 小人族の屈辱、打ち出の小槌の強大な力、そして屈辱を与えた幻想郷の妖怪達。 元々口の上手い天邪鬼だったが、針妙丸に嘘の歴史が吹き込まれた。 そして共に復讐を誓うのである。 『さあ、弱者が見捨てられない楽園を築くのだ!』 しかし針妙丸は、まだ打ち出の小槌の代償のことは知らなかった。
「東方輝針城」より
小人族のみが使用できるマジックアイテム。 正邪に唆され使用した結果、自身も力を得たが 代償として幻想郷中の妖怪や道具が凶暴化する魔力が振りまかれた。 どんな願いでも叶える事が出来るが、 魔力は無限ではなく、魔力が尽きればその反動が使用者自身に帰ってくる。
東方輝針城 Easy・Normal 小弾「小人の道」 小槌「大きくなあれ」 妖剣「輝針剣」 小槌「お前が大きくなあれ」 「進撃の小人」 「ホップオマイサムセブン」
Hard・Lunatic 小弾「小人の茨道」 小槌「もっと大きくなあれ」 妖剣「輝針剣」 小槌「お前が大きくなあれ」 「ウォールオブイッスン」 「七人の一寸法師」
弾幕アマノジャク 「小人の地獄」 輝針「鬼ごろし両目突きの針」
スクリーンショット -表情-
輝針城 深秘録
深秘録