小野塚 小町 Onoduka Komachi |
・おっと、お前の寿命が見えるよ。
これは死神の目。
寿命の半分と引き換えにあげようか?
・自殺しないようにするコツを教えてやろうか。
それは死後は地獄へ行くと思い込まないことだ。
死後には想像を超えた楽園が待っている、
と思うことで逆に生きる力が湧くのだ。
・人と人との繋がりを大切にするんだな。
孤立した人間は死神の目から見れば、
最も徳のない霊と判断する。
・この世には二種類の巫女がいる。
極端に短命な者と、極端に長寿な物だ。
・お前さんが死んだら、どういう幽霊になるか
想像に難くないな。
・よく見たら死にそうにない顔しているな。
・まさに死と隣り合わせとはお前さんの
様な者に使う言葉だな。
・なんで兎は寂しいと死んでしまう、なんて言われ
ているか知っているか?
それは、兎と鬱ぎの発音が似ていることから
生まれた洒落なんだよ。
気が鬱ぐと死に至ることもある。
・妖精と幽霊は実は存在が近いんだ。
だからお前さんには寿命がない。
・寿命がない者を見ても面白くないな。
あ、いや、面白くて死神をやってるんだっけ?
・小鳥は死の恐怖を感じることがあるのか?
・お前さんも随分と長く生きてるね。
そう見せない性格は演技?
・まだ寿命は無いみたいだな。
つまりまだ生まれていないに等しい、か。
・妖怪の寿命はころころ変わるからな。
明日死ぬかもしれないし、
十万年後かもしれない。
・別に死神たって、ぽんぽん人を殺すわけじゃない
のよね。
・ああ、済みません!
真面目にやっておりますから〜。