レミリア・スカーレット Story Mode
冷 | |
夏 | |
の | |
憂 | |
鬱 |
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おーい、咲夜いるー? |
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はい、何でしょうか? |
十六夜 咲夜 Sakuya Izayoi |
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あのねぇ、この異変のさなかあんたは何やってるの? |
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異変……ですか? |
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もう、私が外を出歩かない理由が判らないの? |
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突然、雨が降ったりするからですか? 最近、天気が不安定ですからねぇ…… |
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不安定なんてもんじゃない! もっとしっかりしてよね! |
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ふん、きっと私を足止めしている奴が居るんだ |
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そうですか? |
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咲夜、私は動けないから― |
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判りました、何か調べてきます |
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いや、私の下に容疑者をしょっ引いてきて! |
安 | |
楽 | |
椅 | |
子 | |
探 | |
偵 |
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どしたの? |
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ほらさぁ、何であんたも動かないのさ |
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ほよ? 私は動いてるわよ。まだ |
パチュリー・ノーレッジ Patchouli Knowledge |
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私は天気悪い中出かけたくないのよ |
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天気が良くても出かけたくないんじゃないの? 雨でも晴れでも |
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晴れは天気悪いんじゃなくて? |
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ま、何でも良いけどね |
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でも、私はちゃんと調べているわ 天気の事について…… |
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パチェに任せてたらいつ解決するか 判らないわ! |
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今からここは私の仕事場にするよ |
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え? |
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咲夜が容疑者を捕まえてきてくれるから 私はここでそいつらから色々聞き出してやる |
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ええー? |
人 | |
形 | |
逆 | |
転 | |
裁 | |
判 |
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そろそろ咲夜が第一容疑者を捕まえてくる頃かな? |
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ちょっ、ちょっと何よ! |
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あーコホン 君がアリス君かね? |
アリス・マーガトロイド Alice Margatroid |
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何ふざけてるのよ! そうに決まってるじゃない |
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犯人はみんなそう言うんだ |
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貴方の遊びに付き合ってる暇はないわ |
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一体何に忙しいのかね やっぱり悪い事しているのかね |
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君は……雨を降らせたりする為に 人形を操って…… |
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何よ |
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ちょっと咲夜 こいつの訳が無いじゃない!次を呼んで! |
犯 | |
人 | |
と | |
い | |
う | |
名 | |
の | |
容 | |
疑 | |
者 |
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次は誰かな― |
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聞きたいことがあるの、いいかしら? |
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あー、コホン 立場が逆だよ君 |
鈴仙・優曇華院・イナバ Reisen U Inaba |
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あー? |
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問い詰めるのは私の方だ 君は訊かれた事だけ答えればいい |
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何をふざけているのかしら 今は緊急事態なのよ! |
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君は何故こんな事をしたのかね |
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緊急事態だから藁をもすがる気持ちで 貴方の処に来たの! |
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そんな言い訳が通ると思いねぇ |
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君は……天気をおかしくして それでお月見でもするつもりかね? |
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はいはい、 じゃあ、私は忙しいのでこの辺で |
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咲夜ー! 次! |
始 | |
ま | |
ら | |
な | |
い | |
夏 |
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はい、次の方どうぞー! |
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え?咲夜にパーティがあるって 無理矢理連れてこられたんだけど…… |
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甘い言葉に気を付けよう |
魂魄 妖夢 Youmu Konpaku |
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無理矢理連れてこられたの |
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あー、私語は慎みたまえ 君は以前天候を弄った事があったよね? |
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天候? いやあれは幽々子様が…… |
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じゃあ決まりだね 今回のもお前が犯人だ! |
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こんな事して何の得があるの? |
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こんな事って……? |
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天気をおかしな事にしたでしょ? |
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天気……? あーもしかしてお屋敷で雪が降っている事ですか? |
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え?雪? |
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あれはもしかして幽々子様の仕業なんですかね |
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え?え? 何の話? |
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その調査をしているのでしたら、協力します |
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あ、うん よろしく頼むよ |
幽 | |
霊 | |
の | |
湊 |
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咲夜ー もっとちゃんと犯人を選んでよー! |
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犯人? これはまた不思議な二人称だね |
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おお、今度はそれっぽいよ、咲夜 |
小野塚 小町 Komachi Onoduka |
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何がそれっぽいんだい? |
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その物騒な鎌といい犯人面した風貌 いかにもじゃないか |
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酷い言いようだねぇ ま、死神なんて縁起の良いもんでもないしね |
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もう、犯行の動機なんてどうでもいいや どうせ有罪判決なんだから |
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おや、裁判の真似事かい? それなら私の方が良く見てるからやり方は詳しいよ |
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へえ、習おうかしら 犯人の捕まえ方 |
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裁判は犯人を捕まえたりしないんだ |
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え?じゃあ何をするの? |
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そうだなぁ、舌を抜いたり焼いたりするんだ |
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いいねぇいいねぇ じゃあ今回はそれにしよう! |
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舌を抜く為に天気をおかしく…… な、訳が無い |
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お前さんも退屈なんだねぇ 暇つぶししたければ遊びに来てやるよ |
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あんたは仕事しなくていいのかい? |
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あ、仕事に戻らんとね |
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咲夜ー! 次! |
井 | |
の | |
中 | |
の | |
蛙 |
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沢山犯人を倒したような気がする |
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そろそろ異変も解決出来てるといいのだけど |
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何よ何よ |
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今度は君かね 犯人は |
博麗 霊夢 Reimu Hakurei |
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私は遊んでいる暇はないの 神社が壊れて大変なんだから! |
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ほうほう つまり神社を壊して天気の異変を…… |
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え? 神社が壊れたって? |
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そうよ、地震でね! このやり場のない憤りをどうすれば! |
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そんなん簡単じゃない |
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ここで私相手にぶちまけてみたらどう? |
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言われなくてもそうするわよ! |
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神社が壊れただって? |
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もしかして今回の出来事って…… 私が思っていたよりも大きな |
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何か知ってるの? |
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いや、今回は出歩かなかったからよく判らない |
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なんで出歩かなかったのよ |
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不意に雨が降ってきたりするんだもん |
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雨って、ずっと日照り続きだけどね…… |
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長い間晴れているのを見ていない気がする…… むむむむむ? |
坐 | |
忘 |
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やっぱり私には向かないわ |
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咲夜ー! 犯人探しはもう良いわ…… |
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冥界は雪、神社は地震で倒壊、と色々起きている みたいだし、それを確認して貰おうかな |
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貴方は何をしている |
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これはまた一番本命っぽいのを捕まえなかったもんね |
八雲 紫 Yukari Yakumo |
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そう、日光を遮る事が出来ないから 動きたくないのね |
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え? |
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そう、犯人は日光の避けようのない雲の上にいる だから動きたくないのね |
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え? そうなの?何の話? |
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何故、動かないで正確に推理できるのか |
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いったん現場を見てしまうと光景が焼き付いてしまう 何事も、心から思っている事を忘れる事が出来ないの |
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だったら見ない方が正しい判断が出来る |
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…… |
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椅子に坐って全てを忘れよ |
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…… |
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天気を操作できるという事は地上の者ではない という事ね |
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雪も神社も地震も余分な情報だと |
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でも私はどのみち外を出歩けない |
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こういう時は人に行かせるしか無いって事ね |
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あら、私に行かせようって言うの? |
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だって、その為に出てきたんでしょ? |