-忘恩の地から吹く風- |
Stage1 幻想風穴 |
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洞窟の中なのに風が凄いぜ |
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(……魔理沙? 聞こえるかしら……) |
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聞こえない聞こえない 私はまだ正常だ |
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(……あっそう 人形を返して貰うわよ?) |
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へぇ、攻撃の支援だけじゃなくて 会話も出来るんだな |
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(……紫が用意してくれたのよ) |
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おお? 人間とは珍しい |
黒谷 ヤマメ Kurodani Yamame |
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やっぱり地底のお祭りが目当てなの? そんな顔しているし |
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(確かに) |
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土の下なんて別に興味は無いぜ |
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折角地上に温泉が湧いたっていうのに |
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なんでこんなジメジメした陰湿な場所に 来なければいけないんだよ |
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(貴方に行って貰わないと困るのよ) |
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(私達じゃ 手が出せないから) |
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何をごちゃごちゃ言っている? |
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お前を倒す独り言だ |
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どうやら友好的な来訪者ではなさそうね |
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ほら、関係ない奴を倒してしまったじゃないか |
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(そんなのいつもの事でしょ? つべこべ言わずに地下に潜りなさい) |
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まあいつもの事だけどな |
-地上と過去を結ぶ深道- |
Stage2 地獄の深道 |
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いま、地下何階だ? |
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(洞窟に階数は無いでしょ?) |
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そうか?ダンジョンってもんは 階数があるもんだと思ってたぜ |
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現在、地下666階 |
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逆さ摩天楼の果てまでようこそ |
水橋 パルスィ Mizuhashi Parsee |
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ほら、階数があるじゃないか 大体階数が無いと深さが分かり難いんだよ |
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(降りてきた時間で 大体判るでしょうに) |
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(って、敵が来てるわよ?) |
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はいはい、さっさと倒すぜ |
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旧都を目指す独り言の多い人間 気でも狂ったのか…… |
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そういえば、お前 さっき会った奴だな? |
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ということはこのダンジョンのボスだろ? |
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(ボスね) |
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ゲーム気分で地下に潜るのはお勧めしない |
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経験値稼ぎのつもりが、 時間だけ潰れる事になるかもね |
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時間が潰れたな 得られた物は少なかった |
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(さ、先を急ぐわよ もうすぐ目的地に着くから) |
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おお?やっと目的地か…… って何処へ向っているのか |
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(封じられた妖怪達の住む旧都に) |
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ふむ ダンジョンが短いのは良い事だ |
-忘れられた雪の旧都- |
Stage3 旧地獄街道 |
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あんた、なかなかやるね |
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何者か知らんけど、 暴れる奴には暴れて迎えるのが礼儀ってね! |
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気に入った! |
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もっと愉しませてあげるから 駄目になるまでついてきなよ! |
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お? 付いていくのは気が進まんが |
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なぁさっきから訊きたかったんだが |
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お?なんだい? もう降参かい? |
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いや、ここって地下世界だろう? |
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なんで雪が降ってるのかと思って…… |
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あん? まあ冬だから雪が降るのは当然だね |
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なるほど |
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(魔理沙、街に着いたからここで ちょっと情報を仕入れるよ) |
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うむ、じゃあ、早速会話だな お前は誰だ? |
星熊 勇儀 Hoshiguma Yugi |
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私は山の四天王の一人、力の勇儀 |
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もっとも、もう地底に降りちゃったから 山に入っちゃいないけどね |
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(山の……? 四天王……??) |
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うむ、質問タイム終わり 街の人との会話なんてそんなもんだ |
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淡泊ね 私の方から質問してもいい? |
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どうぞ |
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人間が地底に降りてきたのは実に久しぶり |
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何故なら、地底には恐ろしい妖怪達が棲ん でいるからね。普通、人間は怖がる訳だ |
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問おう、お前は勇者なのか? それとも愚か者なのか? |
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商人だ |
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( |
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ふふん 愚か者に質問は時間の無駄だったねぇ |
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お前が強ければ私は何も言うまい どのような理由でここまで来たのだとしても |
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(魔理沙、気を付けて! 調べたわ!山の四天王って……) |
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さあ、思いっきりかかってきな! さもないと、べそかいても知らないよ! |
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お見事! |
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その腕っ節、気に入ったよ! 今日からお前は朋友だ |
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(山の四天王って、妖怪の山の事だと したら、鬼の四天王の事よ) |
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(だとすれば、目の前の妖怪は鬼……) |
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鬼……? 萃香みたいなもんか? |
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ところで、お前の用はなんだい? |
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それが私にもさっぱりだ…… |
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(そこの貴方にお願いです 間欠泉を今すぐ止めて欲しいのです) |
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(あの間欠泉からは禍々しい物を 感じます。何より……) |
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(間欠泉の近くでは人形が狂うのです まるで何かを怨むように……) |
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間欠泉か…… 何だろう、私にも判らないけど…… |
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この先の地霊殿に向かうと良いね |
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そこの奴らなら何か判るかも知れない |
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やっと街の人らしくなってきたな だが |
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何だよ、 |
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(そうよ。あんたに言ったら 反対しそうだから言わなかっただけ) |
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ふん、ここまで来たらその地霊殿とやらに 行って、温泉をボコボコ湧かせるまでだ! |
-誰からも好かれない恐怖の目- |
Stage4 地霊殿 |
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さあラストダンジョンも大詰めだぜ |
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(そうね、ちゃんと準備した?) |
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あ、さっきの街で買い物すれば良かったな |
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(でも、何か住人が見あたらないわ。 ……猫はいたけど) |
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大丈夫だ。誰もいない家の家捜しをするのは 基本中の基本だ |
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……誰かしら? |
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人間……? まさかね、こんな所まで来られる筈がない |
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大丈夫だ。人がいる家の家捜しをするのも 基本中の基本 |
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(話を聞いたほうが良くない?) |
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ああ、もっと温泉が湧くようにして欲しいんだが どうすればいいんだ? |
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……貴方は考えている事と正反対の事を 言っているのね |
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あん? |
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貴方は今湧いている温泉に疑問を 持ち始めている |
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どういう事だ……? |
古明地 さとり Komeiji Satori |
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私はさとり、この地霊殿の主です |
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私には一切隠し事は出来ません 私には貴方の心が丸見えなのです |
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……え? なんだって? |
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(……さとり! 地上から追放された妖怪よ) |
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(心が読める危険極まりない能力の 持ち主。勝ち目はないわ) |
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うへぇ、それは嫌だな |
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(間欠泉の調査でこんな所に 来させられるなんて) |
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(もしかしてさっきの鬼に 騙されたのかなぁ) |
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鬼は嘘吐かないと思ったが…… 多分、こいつが何かを知っているんだろ? |
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……「心が読めるなんて嘘っぽいな」 |
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およよ |
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……「どうせ倒せば解決するんだろ?」 ですか |
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……「面倒だ、戦っちゃおうぜ」 ですか、好戦的ね |
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(魔理沙……あんたねぇ) |
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いいじゃねえか 心が読めるのは本当みたいだな |
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今はもう戦う事しか考えてないぜ! |
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ふん、私には見える 心を読む第三の目が貴方の心象を映し出す! |
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戦いの心象 それに貴方は苦しめられるといいわ |
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さあ、これからが本番よ! |
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眠りを覚ます |
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なかなか強かったわ でも、貴方の目的は私を倒す事ではない |
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心が読めるのなら嘘を吐く必要もあるまい |
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そうだ! 間欠泉の秘密を探りに来たんだ! そうしたら鬼がこの屋敷に行けと…… |
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初めからそういえば良かったのに 私は貴方と戦う必要なんて…… |
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……間欠泉が問題なら確かに私のペットの 仕業かも知れません |
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(ペット? さっきの猫かしらね) |
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調べたいのなら 中庭を開けてあげましょう |
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中庭だと? そこにペットがいるんだな |
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いや、中庭からさらに地下深くへ潜れる 穴があります |
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おい、ここはラストダンジョンじゃ 無かったみたいだぜ? |
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(まだまだ、地下深くに潜るのね 頑張って) |
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「その前に家捜しを……」ですって |
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それは許可しません さっさと中庭へ向かってくださいね |
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ちえっ |
-昔時の業火- |
Stage5 灼熱地獄跡 |
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うひー これは暑い、暑くて死ぬぜ! |
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(人形は大丈夫かしら?) |
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そうだ、人形が燃えてもおかしくない暑さだぜ |
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(人形自体は火にも大丈夫だけど 中の火薬に引火したら大変) |
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何で火薬仕込んであるんだよ |
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……また猫だ |
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(魔理沙、何かエサとか撒いてない?) |
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人形にじゃれているんじゃないか? |
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じゃじゃーん |
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お姉さん、強いねぇ さとり様を倒しちゃうなんて |
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おおっと、来た! いきなりボスだぜ |
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(あんまりいきなりでもないね……) |
お燐 Orin |
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お姉さん、間欠泉を調べてるんだって? さとり様のやりとり見ていたよー! |
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ラストダンジョンの中ボスお出ましって所かな |
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(いや、間欠泉ならペットだって さっき言ってたわ) |
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(こいつがラストじゃないかな?) |
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残念! 間欠泉はあたいの管轄じゃないのさー |
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お姉さんが強かったから付いて来ただけね |
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間欠泉はこいつじゃないってさ じゃあ次行こうぜ? 体力が勿体ない |
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(じゃあ、 こいつは何の妖怪なのかしら……) |
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死体と怨霊ならあたいにお任せ! 地獄の死体運搬はお燐の猫車運送でってね |
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お姉さんの強い死体、魂 この灼熱地獄で良い怨霊に育つはずさ! |
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くー、お姉さんやるねぇ あたい、いたく感動したよ! |
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(怨霊? 怨霊って余り聞かないわね?) |
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怨霊って地上には余りいないよな 幽霊と何が違うんだ? |
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怨霊は恨みだけが一人歩きした幽霊さ |
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こいつが憑けば人間も妖怪もこの世を 恨むようになる |
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(恨むようになる? もしかして間欠泉の異常って……) |
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(間欠泉の近くで人形が狂う理由って ……怨霊かしら?) |
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なんだって? |
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(間欠泉と一緒に怨霊が湧いている?) |
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そりゃ危ない さあ、間欠泉を止める冒険に出ようか! |
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おおっと、もう終盤だった このノリは間違っていたな |
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お姉さん、間欠泉を止めるんだね? |
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止めときな 間欠泉を管理してるあいつは危険さ |
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(ふふふ、もう本当にラストみたいね 街の人に止めろって言われるなんて) |
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そだな、じゃ、仕切り直して行くか! 最後の戦いはもう目の前だぜ! |
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そうかい、どうしても行くって言うのかい |
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なら、骨は拾ってあげるから頑張ってね 強い死体のお姉さん |
-荒々しき二つ目の太陽- |
Stage6 地底都市最深部 |
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そうそう、一つ忘れてたよ |
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? |
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死体が欲しけりゃ |
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やっぱりあたいがお姉さんを仕留めないとね! |
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何か汗が出すぎてげっそりしてきたぜ |
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(自分の身は自分で守る 魔法使いなら当然の事) |
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どうせ |
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断言できる この辺には宝はない |
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何をお探しで…… |
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久しぶりの人間さん |
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来た! 今度こそ大ボスの予感 |
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(あら、この鳥がもしかして さっきのさとりのペットかしら?) |
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……さとり様に会って来たのね? |
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(ええ、間欠泉の事ならペットが 握っていると) |
霊烏路 空 Reiuzi Utsuho |
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いかにも、私が火焔地獄跡の火力を 調整している空(うつほ)です |
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間欠泉はその副産物に過ぎませんが…… それで間欠泉がどうしました? |
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あれを止めて欲しいんだとよ 危ないから |
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……間欠泉はそんなに危険ではない筈 せいぜい火傷する程度かしら |
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(お湯と一緒に何かが湧いてきてるの! 怨霊か何かが) |
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怨霊……? 不思議な話ねぇ 怨霊ならお燐が管理している筈…… |
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怨霊の件は私じゃないわ それに、もう間欠泉は止められないのよ |
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何だと? |
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私が余りに強い力を手にしてしまったから 火焔地獄の炎は強くなる一方 |
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それに伴い間欠泉も強くなるわ |
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強い力だと? |
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ええ、究極の力 地上を全て溶かし尽くす最後のエネルギー |
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(何を言ってるのよ そんな力ある訳が無いよ) |
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ふん、そうだな それに間欠泉は止められるじゃないか |
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お前の強い力をお前ごと葬り去れば 間欠泉は止まる |
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あら盲点でした 確かに私が居なければ火焔地獄は元通りになる |
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でもね、もう一つ盲点があるわ |
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私の究極の核エネルギーは全てを溶かし尽くす! どうやって私を倒すつもりかしら? |
-地獄のラブリービジター- |
Extra Stage 守矢神社 |
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あら、この寒い中参拝に来たのですか? |
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うふふ 私もここでの挨拶の仕方を学びました |
この幻想郷では常識に囚われては いけないのですね! |
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うおーい 雪山は寒いぜー |
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温泉も湧いたし怨霊も湧かなくなった もうそれだけで十分だったかもな |
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(ほら、クリア後のおまけダンジョンよ 頑張って!) |
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ったく、誰がそんなもん付け始めたんだ? |
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ゲームなんて一回クリアすればそれで 十分じゃないか |
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おまけがあるのが当たり前だと、そのうち ラスボスは中ボスに成り下がるぜ |
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(身も蓋も無いこと言わないの ほら、あの地獄鴉の話だと) |
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(山の神様から核融合の力を 授かったって言ってたでしょ?) |
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そうだったな 私も御利益を受けようと来たんだった |
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あのーすみません |
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ここの神社の人は見ませんでしたか? |
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さっきあっちで倒したぜ |
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倒した、ですって? |
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あっちから襲いかかってきたんだ 正当防衛だぜ |
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あらら、どおりで誰も居ない訳ねぇ 困ったわ |
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どうした? 学業成就祈願か? |
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何なら、麓の神社紹介してやるよ あそこならいつも暇してる巫女がいる |
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麓じゃなくて山の神社が良いの この神社のご利益が欲しくて来たんだから |
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(守矢神社のご利益って何?) |
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さあな、鴉に核融合の力を授ける様な ご利益だろ? |
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鴉に核融合? もしかして、おくうの事を言っているの? |
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おくうって誰だ? |
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(あの空っていう地獄鴉の事じゃない?) |
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ああ、空だからおくうか ラスボスから中ボスに成り下がる予定の奴だな |
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貴方達、おくうの事を知っているって何者なの? |
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大魔法使いの霧雨魔理沙だ 覚えておくがいい |
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そういうお前は誰だ? こんな場所にある神社に参拝って怪しいぜ |
古明地 こいし Komeiji Koishi |
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おくうはお姉ちゃんのペットだもの |
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私はおくうのパワーアップを見て羨ましかったわ |
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ここに来たら私のペットだってもっと 強くなれるって思ってね |
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(もしかして、さとりさんの妹!?) |
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何だと? あのさとりにこんな妹が居たのか? |
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あれー? おくうだけじゃなくて お姉ちゃんの事も知っているの? |
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貴方達もしかして…… |
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だから大賢者の魔理沙 |
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この間家に来たっていう、人形を使うシーフ? |
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なっ |
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(クスクス) |
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私は古明地こいし |
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山の神様は見つからなかったけど 良い遊び相手が見つかったわ |
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泥棒はいけない事よ 地上の人間さん |
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しょうがないな 私も神奈子か諏訪子を捜してたんだが |
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居ないみたいだし 遊んでやるか |
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お姉ちゃんやおくうから話は聞いたわ |
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そのシーフはまるで宙を舞う紙くずのように ひらりひらりと弾幕をかわし |
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背中を這う蚕のように生理的に気持ち悪い 動きをしたとね |
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貴方を倒して持ち帰れば、お姉ちゃん達との 話の種になるに違いないわ! |