黒谷 ヤマメ Kurodani Yamame |
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| -忘恩の地から吹く風- |
Stage1 幻想風穴 |
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何でこんなじめじめした所に来なきゃ いけないの？ |
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（……あーあーあー 本日は晴天なり……） |
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晴天って洞窟の中よ って、ついに幻聴が？ |
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（……私です。清く正しい射命丸です） |
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（その |
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へぇ、 便利なような邪魔なような |
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（貴方には地底の闇を暴いて貰おうと 思っています） |
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おお？ 腹話術？ |
黒谷 ヤマメ Kurodani Yamame |
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何処から声を出していたの？ |
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（何か変なのが来ましたね） |
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陰陽玉の向こうからワクワクしている様子が 伝わってくるわ |
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（ワクワク） |
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へえ、地上では流行っているの？ ワクワクって独り言を言う事と― |
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人を無視する事 |
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ああ、無視はしないわよ |
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やり場のない私の憤りをあんたにあげる |
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地下に落とされた妖怪の力が どれほどの物か、良く見るが良いわ |
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はいはい、良く見ましたよ 地下に落とされた妖怪の力 |
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（……今のは土蜘蛛ですね。 夜見ると泥棒に入られると噂の） |
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あんたが嗾けたから降りてきているけど地下に何があるのかしら |
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地下に何があるのかしら |
| -地上と過去を結ぶ深道- |
Stage2 地獄の深道 |
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この穴、何処まで続いているのよ！ |
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（……深いですね） |
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（地下にこんな穴が空いていては 地上の強度が心配です） |
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地上の心配って、地震の心配の事？ |
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地下に降りてきたって地震の事は 判らないわよ |
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ん？地震ならもう心配は要らないわ 神社さえ守れば |
水橋 パルスィ Mizuhashi Parsee |
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そうなの？ ふーん、へぇー、ま、良いけどね |
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（何かでましたよ？ ……ってさっき見た雑魚ですね） |
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（何か面白い事をしてくれるの でしょうか？） |
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面白い事？ |
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面白い事は貴方がしてくれるんでしょ？ |
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面白い事をしたくてこんな地下深くに降り てきている訳じゃない |
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大体、面白い事なんていつでも みられるじゃないの |
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他に面白い事があるって言うの？ 妬ましいわね |
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そんな妬ましい貴方は、退屈な私に面白い事を 見せる必要がある！ |
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私は取材に来た訳じゃないの |
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（取材はついでですよ 目的は貴方に巨悪を叩いて貰う事） |
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大体、あんたが自分でやればいいのに |
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（妖怪には苦手な力もあるって事ですよ） |
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人間だって、地下は苦手よ |
| -忘れられた雪の旧都- |
Stage3 旧地獄街道 |
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あんた、なかなかやるね |
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何者か知らんけど、 暴れる奴には暴れて迎えるのが礼儀ってね！ |
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気に入った！ |
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もっと愉しませてあげるから 駄目になるまでついてきなよ！ |
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や、これは不味い事になりましたね |
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うぎぎ 目の前をうろちょろと邪魔よ！ |
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あらあら、つれないねぇ 地上の奴らが降りてくる事なんて殆ど無いのに |
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（どうもどうも 初めまして、天狗の射命丸です） |
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あん？ ……天狗だってー？ |
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ふーん、見た感じ天狗だとは思えんが…… |
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いや私は天狗じゃない 人間よ |
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あーん？ さっきから何言ってるのさ？ |
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（いえいえ人間の振りをした天狗なのです ちょっと調べ事がありまして……） |
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ちょっ |
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（天狗のままでは不味いと思いまして こうやって潜入させて頂きました） |
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ほう、天狗がここに降りてくるなんて…… |
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我々と出会うのを嫌がって避けているかと 思ったよ |
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（いえいえそんな いつか挨拶に伺いたいと） |
星熊 勇儀 Hoshiguma Yugi |
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へぇ、それで人間の振りして？ |
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私はそういう天狗の調子の良い嘘が 大嫌いなんだよ |
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（滅相もない 嘘を吐いているつもりは無いんですが） |
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ふーん、 向かわせたのって、苦手な奴が居るから？ |
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ふふん。ま、 いいんだけど……条件がある |
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許せるのは強い奴と勇気のある奴だけだ！ |
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お見事！ |
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その腕に免じて用件を聞いてやろう！ |
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（へへぇ。有難うございます 端的に用件を言いますが……） |
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（地上に怨霊が出ようとしています 勿論、鬼の貴方の仕業とは思いませんが） |
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え？怨霊だって？ 初耳よ、初耳！ |
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え？何だって？ |
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（放っておけば貴方達にとっても不都合 でしょう？） |
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ふーむ そうか、それは嘘じゃないんだね？ |
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（どうして私が嘘を吐きましょう とにかく、その怨霊の調査をしたくて） |
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そうか、ま、今回はその強さと酒に免じて 信用してやるよ |
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（へへへ、有難きお言葉で） |
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あんたら、徹底的に私を無視して進行する つもりなのね |
| -誰からも好かれない恐怖の目- |
Stage4 地霊殿 |
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この家が怪しいって言うの？ |
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（はい、ネタの臭いがプンプンします） |
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地上まで臭いが伝わるのかしらね |
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ところでさっきの話なんだけど 怨霊がどうとかって |
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（ああ、怨霊ですか……間欠泉から怨霊が 湧いて出てきているのは確かですが） |
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（地底で貴方が自由に動けるように 利用したに過ぎません） |
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はい？ |
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（ま、気にせず…… この不思議な館を隈無く調査しましょう） |
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……珍しく騒がしいわ |
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この地霊殿に訪客なんていつ以来かしら？ |
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おっと、何かいたわよ？ |
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そりゃいますよ 私の家だもの |
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（一応挨拶した方が良くありませんか？） |
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およよ、地上からきました巫女の霊夢です |
古明地 さとり Komeiji Satori |
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私はさとり、この地霊殿の主です |
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……ふーん |
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……随分と私を警戒してるわね 押しかけてきたのは貴方の方なのに |
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いや別に警戒なんてしてないけど |
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（貴方の屋敷が見事でしたので ちょっと取材させて頂きたく） |
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……ん？ 心にも思っていない事を喋るのね |
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（え？） |
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私には一切隠し事は出来ません |
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貴方の考えている事は口から出る言葉より 物を伝えます |
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どゆこと？ |
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……「面倒だから温泉を諦めようかなぁ」 |
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ギク |
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……「何で考えている事が判るのかしら？」 |
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ひえー |
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……「気持ち悪いから口を封じよう」 ですって？ |
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心が読めるって言うのね？ 喋る手間が省けて楽だわ |
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（何と言うことでしょう 心を読む妖怪がいたなんて） |
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（……ふむふむ 面白い記事が書けそうです） |
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……ニヤニヤ |
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……「さーてどうやって退治しようかな」 |
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もっと心を読んで |
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……「こんな弾幕が良いのかなー」 ……「それともあんな弾幕が」 |
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（一体何を想像してるのでしょうか？） |
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愚かな人間ね |
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無駄な考えが自らの心象に苦しめられる 事になると言うのに |
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さあ、これからが本番よ！ |
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眠りを覚ます |
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出来るわね 地上の人間だと思って舐めてたわ |
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こんな大きな館に住んでるからどんな奴と 思いきや、大した事なかったわね |
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（今の技は……） |
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貴方は何故こんな地底深くまで降りてきた のでしょう？ |
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心の中にはまだ迷いが多すぎて目的がよく 見えないのです |
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（あ、んーそうですね。地上に間欠泉と共に 怨霊が出てきているのです） |
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（いくつか訊ねてみましたが、今のところ それに関わる者は見つかりませんでした） |
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間欠泉？ 怨霊？ |
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うーむ……もしかしたら心当たりがあるかも 知れない |
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え？ |
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そんな事が出来るのは私のペットぐらい ですから |
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（ペット…… さっきの猫ですかね） |
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調べたいのなら 中庭を開けてあげましょう |
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中庭？ |
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中庭から、さらに地下深くへ潜れます そこに私のペットがいます |
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乗りかかった船ね 仕様が無いわ |
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「面倒なこと言わなくても良いのに」 ですか…… |
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済みませんね 心が読めて |
| -昔時の業火- |
Stage5 灼熱地獄跡 |
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さっきから猫がちょろちょろ出てくるけど なかなか仕留められないわ |
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（ふむ。もしかしたらあの猫、 普通の猫じゃ無いのかも知れませんね） |
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ま、最低でも普通の猫じゃ無いと思うけどね 弾幕を張るなんて |
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（さっきのさとりさんの話だと その猫が何か鍵を握っていると） |
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次に現れたら確実に仕留めるわ |
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でた！ |
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今度こそ逃がさないわ！ |
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願ったり叶ったりよ！ |
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お姉さん、強いねぇ さとり様を倒しちゃうなんて |
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！？ 妖怪変化ね！ |
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（妖怪です！ 退治しましょう！ であえ、であえ） |
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お燐 Orin |
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あはは、妖怪変化って ここじゃあ人間の方がずっと珍しいよ |
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それで何かい？ 間欠泉の事を調べてるんだって？ |
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さっき聞いてたよ |
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話が早いわ |
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（……ふむ 貴方……ではないのですね） |
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？ |
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間欠泉だとしたらもっと地下深くだね そこに最悪の烏がいるさ |
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鳥？ あんたは関係無いのね？ |
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でも、行かせはしない お姉さんはここで怨霊になるのさ |
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くー、お姉さんやるねぇ 地上にはこんな強い人間がいるのかぁ |
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地底に人間がいるのかしら？ |
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さて、その強さならもしかしてあいつに少しでも ダメージ与えられるかもね |
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そんなに強いの？ その鳥 |
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うちら動物は長く生きながらえたり、怨霊や 魑魅魍魎を飲み込んだりする事で力を得るの |
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でもあいつは何処で見つけたのかしらねぇ 神様の力なんて飲み込んで |
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とんでもない力を手に入れたのさ お姉さんも気を付けな |
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ふーん ま、もう何が来たって驚かないよ |
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（神様の力……？ やっぱりね、おかしいと思った） |
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それにしても暑いわー |
| -荒々しき二つ目の太陽- |
Stage6 地底都市最深部 |
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そうそう、一つ忘れてたよ |
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？ |
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死体が欲しけりゃ |
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やっぱりあたいがお姉さんを仕留めないとね！ |
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だー、もう駄目！ |
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よく考えたらどんな奴かも聞いてないのに 探せるわけがないじゃん。暑いし |
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（さっきの猫が言ってましたよ 神の力を飲み込んだって） |
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（そんな雰囲気のある方向を目指せば いいんじゃないですか？） |
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そんな雰囲気ってねぇ |
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神を飲み込んだって言われても 何の神かも判らないし |
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（実は私、その神様に思い当たる節がある のです） |
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え？ |
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今は誰も訪ねて来ない地獄の底の底に ようこそ |
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お燐から話は聞いたわ。間欠泉を止めたい って言う人間と妖怪の二人組が…… |
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って人間一人しかいない 姿の見えない妖怪かな？ |
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おっと、また妖怪変化よ！ |
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（であえであえ） |
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であえ、って貴方一人じゃないの いや、二人なのかなぁ |
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一人でも二人でも百人力よ そんでもって、さっき間欠泉って言ってたけど |
霊烏路 空 Reiuzi Utsuho |
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私がこの灼熱地獄跡を守っている空（うつほ） みんな「おくう」って呼ぶわ |
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間欠泉の事だけどねー 昔ならまだしも、今はもう止められないわ |
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（これは…… 体から漏れる力が見えるわ） |
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（貴方が唆されて神を飲み込んだ者ですね？） |
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ん？ 何を言ってるの？ |
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（貴方は地上進出を企んでるのですか？ 山の神の口車に乗って） |
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え？ 何を言ってるの？ 山の神の口車？ |
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（そうです。山の神様が不穏な行動を 取っていたので潜入捜査をしてました） |
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（どうやら強大な力を地底世界に送り込んで いて、その後間欠泉が沸いてきて） |
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何を言ってるのか 全く話が見えてこないんですけどー |
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ふふーん いかにも、神の力を飲み込んだのは私 |
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この神の力を持って地上に侵略しようと 企んでいるのも私 |
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それで何？ 私を始末したいって言うの |
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（いえいえ、面白そうなので独占密着取材 させて頂きたいと交渉に伺った次第で） |
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なっ！？ |
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（『密着！ 地獄の鴉の七日間地上侵略戦争』 久しぶりに大スクープの予感です） |
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ちょっと待ってよ！ 私は許可しないわよ？ そんなの |
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良いですわ。思う存分私を取材して 記事にして私の恐ろしさを世に広めてくださる？ |
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良いんですか なら邪魔するのは野暮ってものね |
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……って言うとでも思ったの？ 地上侵略なんて駄目よ |
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あら、空気の読めない人間ねぇ 地上侵略の手始めに貴方を倒そうかしら |
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（む、巫女vs地獄鴉、大スクープの予感 であえー、であえー） |
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私が飲み込んだ神の炎！ 核エネルギーで跡形もなく溶けきるがいいわ！ |
| -地獄のラブリービジター- |
Extra Stage 守矢神社 |
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あら、この寒い中参拝に来たのですか？ |
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うふふ 私もここでの挨拶の仕方を学びました |
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この幻想郷では常識に囚われては いけないのですね！ |
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何処にいるのかしら、あの馬鹿 |
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文の言う事が本当なら、今回の一連の 騒動は神奈子の仕業に決まっているわ |
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（くんくん） |
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ああ記事にしたいなら別にしてもいいけどー |
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（しますします。記事の焦点は、 何故山の神が地底に干渉したのか） |
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そうそう、やれば出来るじゃないの |
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あ、丁度良いところに巫女を見つけたわ |
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ここの神様が何処に行ったのか知らない？ |
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おん？ 私も捜していた所よ |
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え？ 神社の巫女さんが神様を捜している なんて滑稽だわ |
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本当は隠してるんでしょ？ |
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（誰でしょう……天狗が山にこの様な妖怪の 進入を許すとは思えないんですが） |
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あれー？ |
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（さっきも全く気配を感じなかったです 貴方はいったい……） |
古明地 こいし Komeiji Koishi |
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私は古明地こいし 遙々地底世界から山の上まで訪ねて来ちゃった |
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地底からだって？ |
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地底と地上の行き来が簡単に成り過ぎてる 気もするなー |
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（何にしても、勝手に山に進入されては 困ります） |
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（今ここで追い返しましょう） |
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というか何で私を介してやってるのよ |
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ここは地上なんだからあんたが 自分でやってよね |
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（いやまぁ、遠隔操作もちょっと 癖になってしまいまして） |
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で、神様は居るの？ 居ないの？ |
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知らん |
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あらー困ったわねぇ 折角来たのに何の手土産も無しで帰れないわ |
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貴方、私と遊んで行かない？ |
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へ？ |
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少しは暇潰しにでもなるかなと思って 言ってみたんだけど……駄目？ |
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（望むところ！ いざ尋常に勝負！） |
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あ、良いね！ 威勢が良いのは良いことよ |
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地上にも強い奴居るみたいだし…… この間、お姉ちゃんが言ってたよ |
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お姉ちゃん？ |
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めでたい色した人間にやられたってね |
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でも、めでたい色って何色かしら？ |
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ま、自信ないけどめでたい色って 赤とか白とかかなー多分 |
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うふふ じゃあ決まりね |
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貴方、最近地底に降りてきた人間でしょ？ |
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お姉ちゃんが言ってたよ 『あの人間の力は活用できる』って |
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お姉ちゃんって誰よ？ |
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生け捕りすれば、余分な怨霊の掃除を やってくれるいいペットになる筈だってね！ |