東風谷 早苗 Story Mode
ブ | |
ロ | |
ッ | |
ケ | |
ン | |
の | |
妖 | |
怪 |
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さっきのアレは…… |
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アレは伝説の大妖怪 だいだらぼっちに違いない! |
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あいつを手懐ければ怖いもん無しだ! |
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確かこの辺で消えたような |
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お? 大きいのが消えたと思ったら 今度は小さいのが現れた |
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そこの妖精さん。この辺で巨大ロ……、 大きな動く人影を見たりしてないかしら? |
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だいだらぼっちなんて見てないよ |
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だいだらぼっち? 私そんなこと言ったかしら? |
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あ、いや、何でもない。 あたいは何にも見ていない! |
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まさか、貴方が何か企んでいるのかしら? 濃い霧の中だし、ブロッケンの妖怪のふりをして |
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ぶろっけんの妖怪? 何それ |
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手足を伸ばしたり出来る大きな妖怪ですが幻影です。 ところで、そんな大きな人影を見てますよね? |
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見た見た。 あっちの方で見たよ |
大 | |
陸 | |
の | |
赤 | |
い | |
凶 | |
星 |
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さっきの巨人は一体 |
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鈍い動きで山に向かっていったと思ったら、 生温かい霧と共に素早く消えてしまった |
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アレはきっと凶兆の影。 太歳星君の影! |
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もし |
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な、何ですか? 客人なら常に受け付けておりませんが |
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この辺で大きな動く人影を見たりしていないかしら? |
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大きな人影なら山の方に見えたけど |
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山の方……? 私は山の方から来たのにいつの間に追い越したのかしら? |
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で、貴方、何ですか? 勝手に入ってきたりして |
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え? ここって勝手に入ってはいけなかったのですか? |
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良いわけないよ。ここは悪魔の住むお屋敷だ。 悪魔払いの人間は入れさせないね! |
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お屋敷には興味は無いわ。 どうせそんな巨大ロ……人影なんて隠せないし |
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え? 巨大ロボ? |
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何、この生温かい霧は |
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山の麓! 現れたわ、巨大な人影が! |
再び現れた巨大な人影は、山の麓にある 「間欠泉地下センター」付近で暴れたかと思うと また生温かい霧と共に姿を消した。 |
早苗は間欠泉の地下が怪しいと睨み、 太陽が住む地底へ降りることにした。 |
地 | |
下 | |
に | |
眠 | |
る | |
巨 | |
神 |
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間欠泉地下センター。 ここは神奈子様の指示で作った、山の技術革新の場 |
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確かにここならあり得るわ! 巨大ロボの発進基地が! |
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外での巨大ロボはただのアニメでしかないけど、 幻想郷ならばあるいは |
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妖精が踊り、天狗が舞う幻想郷ならばあるいは! |
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何よ。 この落とし穴は! |
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あれ? ここは一体? |
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霊夢さん。 どうしたのですか? |
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温泉に行こうかと思ったらいきなり地面が崩れて…… |
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あらあら、ちゃんと蓋をし忘れたかしら |
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ここはどこ? |
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ここは間欠泉地下センターです。 核融合の研究に使っている施設ですわ |
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また善からぬ事を企んでいるのね! |
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いえ、決して善からぬ事では |
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問答無用。 こんな巨大落とし穴を作るなんて許さないから。 |
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ここは私が作った訳でも、 管理している訳でもございません |
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あいたー。 落とし穴落下のダメージが今頃 |
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ここは、河童が建築し河童が研究を行っている所。 私は……ちょっとした興味があってただ来ただけで |
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あ、そう。 まぁいいや |
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何か変な事が起きたらあんたの所為にするだけだから |
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さーて。 もうすぐ最下層だわ |
巨 | |
大 | |
ギ | |
ニ | |
ョ | |
ル | |
の | |
火 |
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暑い…… |
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これは長時間居るには危険な温度だわ |
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異物発見! |
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核融合炉の異物混入は一旦反応を停止し、 即座に異物を排除せよ |
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! |
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待って待って! |
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私は神奈子様の巫女よ |
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えーっと。 神奈子様って誰だっけ? |
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所詮、鴉は鳥頭ね。 簡単に言うと、私は貴方より偉い人の部下 |
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偉い人の部下? |
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部下って事は偉くないって事でしょう? そんな偉くない人間が……って |
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ああ、そう言えば核融合炉に異物が混入したって 知らせがあって来たんだった! |
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いやだから |
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そして異物発見! 偉い人の偉くない異物を排除しないと! |
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その元気を全部奪ってからじゃないと、 話が出来なさそうね |
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さあそこまでよ! |
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って、何をしてたんだっけ? |
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ふー。貴方は私の命令を聞いて 炉の調査に協力しようとしていました |
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あ、そうだっけ? |
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そうでした。 そう言う事にしてください |
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で、何をすればいいのでしょう? |
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何か巨大な物が隠されていないか調査します |
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巨大なものって何? どの位巨大なの? |
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人型で…… 100メートルはありそうなー |
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100メートル? |
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うーん。この炉の直径、端っこから端っこくらい? |
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そんな大きな人間! 居る訳ないじゃん |
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居たとしても私が気付かない筈が無い |
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ですよねぇ |
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でも、確かにここの地上で消えたのよ |
あ | |
あ | |
、 | |
こ | |
れ | |
か | |
も | |
知 | |
れ | |
な | |
い | |
ロ | |
ボ |
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こっちにも特に隠れ場所は無い |
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炉の中は思ったよりシンプルね。 ただ熱いだけ…… |
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遠いけど、こんな地下深くからでも空が見えるのね |
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空はあんなに小さくしか感じられないなんて…… |
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吸血鬼はここに住んだ方が良いんじゃないかしら |
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それにしても炉心は熱いわ…… ここから真上に蒸気が立ち上るのね |
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は! もしかしてさっきの人影は! |
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ここから立ち上った蒸気に炉心に居た 誰かの人影が投影されてただけとか…… |
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そんなこと無いですよねー。 もっと立体感があったしー |
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何? |
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何か歩いているような音、振動…… |
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幻想郷には、外の世界で幻想になった物が 流れ着くという |
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これはやはりアレが! |
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実用性から実現しそうにないアレが! |
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憧れの二足歩行巨大ロボが幻想郷に! |
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下! 危ないよー! |
おっと、何か踏んだような |
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あれー、早苗じゃん。 どうしたのこんなところで? |
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あいたー。 一体何が…… |
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え?諏訪子様? どうしてこんなところに! |
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私はちょっと野暮用があってね |
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それより、早苗が居る方が不思議なんだけど |
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そうそう、凄い物を見つけました! |
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へー、何々? |
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私はある巨大な影を追ってここまで来たんですが |
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巨大ロボが居たんですよ。 この幻想郷に! |
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巨大ロボ? |
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ええ、まだ確証は出来ていないですが、 存在しても不思議じゃないですし |
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そりゃ驚きだね! で、何処で見かけたの? |
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ここの真上で。 私が来た時にはスーッと消えちゃったけど |
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ここの真上? スーッと消えた? |
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それで諏訪子様はどういった野暮用で |
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非想天則の調子が悪くてね。 再起動しに地底に来たの |
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非想天則??? 何ですかそれ |
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非想天則ってのは……あれ? 早苗は巨大ロボを見たって |
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え? 巨大ロボと何か関係があるんですか? |
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あはは、もしかして早苗が見た巨大ロボって |
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何か知ってるのですね! |
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多分ね。 巨大ロボって、多分非想天則の事でしょう? |
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笑っちゃうわ。 巨大ロボって響きがさ、懐かしい響きで |
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い、良いじゃないですか。 巨大ロボは非想天則って言うんですね? |
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天則、則ち天の法則を考えられないから 付けた名前よ。つまり、馬鹿って事 |
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へ? |
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それを追ってきた早苗も馬鹿だねぇ |
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何ですって? |
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ま、巨大ロボとか言ってるんだもんね。 非想天則はただの…… |
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でくの坊なのに |
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その非想天則とやらの事は神奈子様は 知っているのですか? |
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知らないんじゃないかなー |
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大体、最近そんなこと多いですよ? 誰にも言わないで勝手に変な事したり |
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言いじゃん別に |
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駄目です!この核融合炉だって 内緒でやったから怒られたというのに |
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だから、非想天則はさー…… |
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今日は逃がしませんよ! 人間である私の立場も考えて貰わないと |
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早苗はさー。 人間じゃなくて神、現人神だけどー |
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ではなおさらです。 私も対等の立場で言わせて貰います |
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諏訪子様は自分勝手な行動を取りすぎです! ここで少し痛い目に遭って貰います |
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うひゃあ! 良いね、戦ってくれるんだ。楽しみー |
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手加減はしませんよ? |
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地下なんて私に地の利がある場所で戦おうなんて 早苗も成長したねぇ |
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この場で私に勝てたら、もう私達の協力無しで 異変解決の旅に出しても心配ないかも知れない |
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あら、今日は一人旅でしたわ |
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神奈子は心配していると思うよ。 帰り道が判らなくなっているんじゃないかって |
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さあ! 大地を作る私を驚かせるような 神様らしい奇跡を起こしてみせよ! |