西行寺 幽々子 Saigyouzi Yuyuko |
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死してなお、愉しく |
STAGE １ 夜桜の冥界 |
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桜に紛れて漂う幽かな神霊は一体なんなのだろう 神霊は死ぬ寸前でのみ活性化する |
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BGM.死霊の夜桜
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うーむ |
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どうやら神霊達は里の方面に 向かっているみたいね |
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あら妖夢？ |
西行寺 幽々子 Saigyouzi Yuyuko |
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こんな時間にどこに行くの？ |
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あ、幽々子様 これからこの神霊の調査に行こうと思います |
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え？ 何を寝ぼけたことを言っているの？ |
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え？ だって大変な事になっているじゃないですか |
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何の話？ どっちにしても |
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ここから出て行くと言うのなら 私を倒してから行きなさい！ |
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理不尽なー |
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BGM.ゴーストリード
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あら、やるじゃない 行っても良いわよ |
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（ええ、暇だったのですね） |
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何か？ |
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幽々子様はこの神霊を どう考えていますか？ |
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何か、厄介な奴が復活しそうとか |
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お寺の裏の墓地に秘密があるとか 考えていないわ |
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ん？ |
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と、とにかく行ってきます |
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お土産よろしくねー |
門前の妖怪、習わぬ経を読む |
STAGE ２ 命蓮寺参道 |
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亡霊の不思議な導きで命蓮寺墓地を目指す そこに待ち受けていた者は神霊と関係あるのだろうか |
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BGM.妖怪寺へようこそ
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このお寺は随分と妖怪が多いわね |
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この変な神霊も、お寺のお坊さんの 仕業なのかな？ |
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なんか釈然としないけど |
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危ないわね！ |
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参道で刃物を振り回すなんて |
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別に良いじゃないの 妖怪や妖精相手だし |
幽谷 響子 Kasodani Kyouko |
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お寺では殺生禁止なのー！ |
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あ、いや、まあ 殺すまで斬るつもりはー |
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BGM.門前の妖怪小娘
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お寺で刃物を振り回して 無用な殺生を行うような奴は |
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ここで死んでしまえ！ |
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貴方達、妖怪はいつも通り元気ねぇ |
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で、神霊について何か知っていること ないかしら？ |
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神霊って何？ 食べやすいの？ |
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……そうよねぇ |
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神霊を集めて得をするのは神社くらいだし |
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妖怪の仕業って感じがしないわねぇ |
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しかし、本体無き神霊を具象化させても そんなもの、すぐに消えてしまう |
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これじゃあ、ただ単に欲が 見えるようになっただけじゃない |
直線の楽園 |
STAGE ３ 命蓮寺墓地 |
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墓地に潜む者、それは人か幽鬼か妖怪か 皆が神霊と呼ぶこの霊は何故墓地に湧く？ |
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BGM.素敵な墓場で暮しましょ
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なにかしら？ |
多々良 小傘 Tatara Kogasa |
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あ、剣を振り回している人だ もう誰でも良いわ！ |
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この先に見た事のない奴が 番をしているのー |
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そいつにいくら撃ち込んでも いつもタイムオーバーで負けるんだ |
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ねえ、何とかしてよ〜 お願い |
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妖怪から助けを請われるなんて 面妖な |
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へっへっへー でも、私より強いのか試させて貰うよー！ |
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幽々子様は墓地に行けと 言ってましたが |
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（言ってなかったかも知れないけど） |
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何だか幽霊達が騒がしいわね |
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ちーかよーるなー！ |
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これから先はお前達が入って 良い場所ではない！ |
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来たわね |
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……既に事切れている？ もしやお前は腐…… |
宮古 芳香 Miyako Yoshika |
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我々は崇高な霊廟を守るために 生み出された戦士（キョンシー）である |
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え？ キョ？ ああ、キョンシーね |
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そうだ、判ったらここから去れ もしくは仲間になれ |
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仲間ですか…… 残念ながら、既に私も似たようなものです |
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しかし死してなおこの世に未練を残し この世をさまようなんて |
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かわいそうね |
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（あれれ？ 何か違和感が） |
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BGM.リジットパラダイス
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我々は未練があってこの世に 留まっているのではない！ |
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全てはあのお方をお寺の連中に 再び踏みにじられない為に！ |
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なんだぁとぅー！ しーぬー！ |
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はいはい、死んでます死んでます |
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お札を貼ったキョンシーって事は 貴方を操っている親玉が居るって事ね |
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そうだっけ？ |
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さっき自分でも親玉が居るって 匂わせてたじゃないの |
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え？ 臭うだと？ これでもお肌ケアしているんだぞうぅ |
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（ゾンビギャグ……） |
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まあ、貴方の操り主を探してみましょう 何か手掛かりがあるはずだわ |
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私の主だと？？ |
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なんだと…… |
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まさか、あの悲しき宗教戦争が 再び起こるというのかぁ！ |
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って誰だっけ？ |
加速する嗜欲 |
STAGE ４ 夢殿大祀廟の洞窟 |
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神霊はか細き光の筋となり洞窟の奥を目指す それはこの世の物とは思えない光景だった |
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BGM.デザイアドライブ
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ここは…… 私の霊感レーダーが感じるわ！ |
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うん、ここはお墓ね |
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いらっしゃい あら、貴方…… |
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さっきも会いましたね 何者ですか？ |
青娥娘々 Seiga NyanNyan |
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私は霍青娥 今は仙人をやっています |
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仙人…… んーと、それはつまり？ |
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仙人は仙人ですよ 不老長寿、頭脳明晰、金剛不壊 |
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貴方も同じような者みたいね 生死を超越してるでしょ？ |
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いやまあ死にますけど |
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死ぬ、だとぉ！ |
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死ぬのはいかん あれだけはいかんのじゃ |
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あら、おはやいお還りで |
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ありゃりゃ 復活が早いわね |
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BGM.古きユアンシェン
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……なになに？ 目の前のこいつに怨みがある？ |
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じゃあ、もう一戦交えますか？ 廟に集まる神霊を吸収したこの娘と |
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貴方が其奴の主だったのね！ 探す手間が省けたわ！ |
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忠実なる我が僕よ 復活を拒もうとする者を根絶やしにせよ！ |
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あららら、お見事です 流石、幻想郷の人達は腕が立ちますねー |
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まあ、私は強いですからね |
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で、貴方に聞きたい事があるの ここに集まっている神霊の事だけど…… |
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大丈夫、大丈夫 そろそろ準備が終わった頃かしら |
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準備？ 何の？ |
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この神霊に見える霊は ただの小市民の欲なの |
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放って置いたらすぐに消えるし 何にも害はないわ |
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…… |
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もうすぐあのお方が復活するの |
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それは異教の預言者が 処刑後三日目に復活した時より |
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盛大で神聖な物になるはずよ |
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何を企んでいるのか知らないけど |
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死者が復活するなんて 悪い事以外考えられない！ |
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……ような気します |
隠然たるモノの血 |
STAGE ５ 夢殿大祀廟 |
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扉の向こうには巨大な遺構が隠されていた ここに何が眠るのか神霊達は知っているのだろうか |
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BGM.夢殿大祀廟
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随分と大きなお墓ね |
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ああ、ついにこの日が来たのか |
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我が復活を祝福する者よ、何者ぞ |
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おおっと 何かいた |
物部 布都 Mononobe no Futo |
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おぬしは……人間では無いようだな |
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む、貴方の体から死の匂いが ぷんぷんします |
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死んでたからな おぬしも似たようなもんだろう？ |
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おぬしも尸解仙……だな？ |
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え、違いますけど |
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……え？ |
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そ、そうか、ならば勘違いだ すまん |
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貴方は尸解仙ですか…… さっきの邪仙と同じ仲間ね |
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BGM.大神神話伝
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だとしたら、何用か？ |
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自然の理に逆らう者を 倒して土に還すのだ！ |
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そうか残念だ おぬしも同類だと思ったのだがな |
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物部の秘術と道教の融合 還せるものなら還してみるが良い！ |
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何だと？ おぬし、ただ者ではないな？ |
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はいはい、ただ者じゃないですよー |
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その余裕、余程 高名な仙人だと心得る |
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だから、仙人じゃないって |
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ご謙遜なさるな |
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おぬしも太子様の復活を 祝福しに来たのだろう？ |
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…… |
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（ここは合わせておいた方が 得しそうね） |
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そ、そうね 祝福しに来たのです |
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判った判った |
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おぬしの様な強い者に祝福されれば 同慶の至りである |
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ではこちらに…… |
和を以て貴しと為す |
LAST STAGE 神霊廟 |
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大量に集まった神霊はまるで星空のようだった 静かにその者の声が発せられるのを待っていた |
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BGM.小さな欲望の星空
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さっきの人に、「仙人だ」って騙して 入ってきちゃった |
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それにしても、こんなに生気に 満ちあふれたお墓は初めて見たわ |
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それにこの神霊、いやこれは ただの欲が具現化したものらしいね |
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欲霊……生き霊の一種で低級な霊 |
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こんなの集めて得する奴なんて…… |
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違う、勝手に集まってきただけよ |
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欲望が私の元に集まって来るのです いつの時代も、いつの時代も |
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毎日毎日、十の要望を同時に 聞かされていたからでしょう |
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…… |
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……あれ？ 君の欲望が二つ足りないわ |
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十あるはずの欲望のうち 生への執着と、死への羨望が |
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あいにく、私は既に 半分死んでいるのでして |
豊聡耳 神子 Toyosatomimi no Miko |
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そうですか、君も同朋ですね？ |
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え？ |
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不老不死を最終目標とする道士でしょう？ |
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いや、もう仙人、尸解仙なのかも しれないけど |
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いやいやいや |
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仙人である事はさっき否定しました |
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隠す必要は無いわ |
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私には全て判る 人間の欲を見れば判るもの |
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あいにく、君の欲が不足しているので 完全ではないんだけど |
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いやだから、間違ってますよー |
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BGM.聖徳伝説 〜 True Administrator
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同朋ならばこれから 何が起こるか判るわよね？ |
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判りません！ |
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不老不死として蘇った者同士 相手と競い合い、道（タオ）を学び合うのだ！ |
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さあ私を倒して見せよ！ |
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そして不老不死の為政者として 復活して見せよう！ |