|
神秘！ 結界の巫女 博麗霊夢 |
|
|
何故か自分の元にオカルトボールを奪いに来る輩が集まるようになった。 ボールには色々な種類がある事に気が付く。 その中でも一番気になるボールを発見した。 それは黄泉比良坂のボールであった。 |
妹紅、ついに流行に乗る |
|
|
おや、どうした？ 久しぶりだな |
|
|
元気してた？ |
|
神秘！ 結界の巫女 博麗霊夢 |
|
|
|
あいにく身体は弱くてな 動くとすぐダメージを 負ってしまうんだ |
|
|
あっそ でもようやく見つけたわ まさかあんたがボールを 持ってたなんてね |
|
|
またボールの話か まあいい 欲しければ奪ってみな |
|
|
またつまらぬボールを 手に入れてしまった ん？ このボールは…… 味わったことの無い オーラを持っているな |
|
|
そのボールは確か 黄泉比良坂のボールね |
オカルトボールの種類 |
|
|
お、珍しい奴がいるな どうした迷子か？ |
|
恐怖！ 学校の魔法使い 霧雨魔理沙 |
|
|
|
オカルトボールを 持っているか？ |
|
|
へー、お前がねぇ ボール欲しがるんだ |
|
|
みんなが集めたがってた 理由が判ったからな |
|
|
ボールは闘わないと 出てこない事は知ってるな？ |
|
|
ああ勿論だ さっさと死ねい |
|
|
そんな本気で闘わなくても 良いのに…… |
|
|
生れてこの方手加減が必要ない 生活してきたから |
|
|
まあいい このボールはお前の物だ |
|
|
ふーむ これは外れだな |
|
|
何だよう それ |
|
|
全部があの世に関係する ボールって訳でも無いんだな |
ビジネスは相手を選ぶ |
|
|
なんだ？ ボールが欲しいのか？ |
|
太古！ 三畳紀の河童 河城にとり |
|
|
|
ああ 売っていると聞いてな |
|
|
よーし良いでしょう いくらなら出せます？ |
|
|
そうだな 出来るだけ安くして貰おう |
|
|
そんなご冗談を これは大層貴重品ですぜ |
|
|
そう言えば河童は水が 涸れると苦しいんだよな 自ら手放したくなる様に 炙ってやるよ |
|
|
アッチッチ お客さん困りますぜー そんな乱暴働いちゃあ |
|
|
このボールも外れか 霊夢が持っていたのが 黄泉比良坂だったのは タマタマだったか |
|
|
珠（ボール）だけに？ |
|
|
タマだけに |
死にたがりの不死者 |
|
|
勘違いしてたかも知れんな 思ったよりあの世のボールは 少ないみたいだ みんなが血眼になって 集めてたのはてっきり 全部集めれば死ねるからだと 思っていたが…… 誰だ？ |
|
|
それはこっちの台詞よ |
|
思欲せよ！ 願いを叶える仙人 茨木華扇 |
|
|
|
ああ見た事あるな 山の仙人か 私は竹林に住む人間だ |
|
|
人間だって？ その割にあっさりとボールを 七つ集めちゃってるのね |
|
|
集めるとどうなるんだ？ |
|
|
集まっちゃったんなら 言うしかないか これを集めると所有者が 外の世界に飛ばされる 敵の居る場所が場所だけに 今のところ有効な手が 打ててないのが現状…… |
|
|
外の世界だって？ そうなのか そりゃあ久々に面白いな |
|
|
貴方みたいな人間が 外に出るのは危険です 残された時間はあと僅か 私が代わりに罠に 嵌まるから安心して！ |
|
|
そう、随分とあっさり ボールを集めたと思ったけど 十分強いのね 人間の割に |
|
|
永く生きすぎたからな |
|
|
それなら外の世界に行っても 大丈夫かもねぇ |
|
|
久しぶりの娑婆だ 少し生きる気力が湧いてきたな |
|
|
滞在時間は限られているけど 余り暴れないようにしてね |
サイキックバトル |
|
|
ほへー 私の知っていた世界と違う…… これが外の世界だと？ 仕方が無いか あれから千年近くも 経ってるもんなぁ |
|
|
また釣れた釣れた 大量だー |
|
深秘を曝け！ 秘封倶楽部初代会長 宇佐見菫子 |
|
|
|
しまった 外の人間に見られた 消すか？ |
|
|
おお怖 大分好戦的な奴が 釣れちゃった 本当にあった洒落にならない話 なんちて |
|
|
外の世界で暴れるなと 言われたけれど こういうぬるま湯に 浸かってそうな奴を見てたら イライラしてくるな |
|
|
ぬるま湯だなんて失礼ね 問題抱えまくる現代社会の 息詰まる学校生活 それらを経験してない 奴に何が判る |
|
|
こいつは十分強そうだし ちょっと遊んでやっても 良いんじゃないか？ |
|
|
やっぱり幻想郷の奴は みんな好戦的ね そしてみんなして 相手を侮る 人類の叡智か 歪みが生んだ悪魔か どちらが優れているのか 試さないと気が済まないわ！ |