オカルトボールは金になる。 ボールのやりとりには都市伝説が必要だ。 だが河童は都市伝説を信じない。 その結果、河童達は工夫した。 ある都市伝説に似せたマシンを作ったのだ。 |
安く買って高く売ります! |
恐怖! 学校の魔法使い 霧雨魔理沙 |
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ボールはいらんかねー |
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オカルトボールを 売っているのか |
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はいそうです お安くしときますぜ |
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買い取りは してないのか? |
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ええ買い取りもOKですよ 勿論お安くしときますぜ |
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それでは買取価格は こちらになります |
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そうか、お金になるなんて 思ってもみなかったが 要らなかったんで丁度いいや って安! |
時には無料で仕入れます |
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良いところに現われたな ボールを賭けて勝負だ! |
驚愕! 長身の入道使い 雲居一輪&雲山 |
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野蛮な奴め ボールは大切な商品だ どうせお前じゃお代を 払うつもりないんだろ? |
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そりゃそうよ! 正当な理由で決闘できるから 楽しいんじゃないの |
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ならばボールは頂いていく お代は要らないよな |
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ねぇあんたの都市伝説(オカルト)って 作り物じゃない? |
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そうだよ でもそれが何か? |
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いや、それじゃあオカルトボールを 持っていないんじゃ無いかと思って |
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いやそれが持っているんだな |
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作り物の都市伝説でもオカルトの 影響を受けるのね ちょっと考え直さないとなぁ |
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そうは言うけど あんたらもみんな都市伝説(つくりばなし)じゃん |
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そういえばそうねぇ |
上客には徹底的に媚びます |
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ボールはいらんかねー |
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ここの主なら今は留守だ |
激熱! 人間インフェルノ 藤原妹紅 |
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おや? 見慣れない顔が…… |
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道案内のついでに 立ち寄っただけだ 不死者はここに住んでいるって 聞いたもんでね |
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そうかー 留守なら仕方が無い オカルトボールを買ってくれる上客は ここの奴くらいなのに |
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お前は河童か 河童もボールに翻弄されている と言うのか まあ尻子玉も集めるもんな |
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話変わって貴方はボール 要りません? |
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要らん とちょっと前ならそう言ってたが 今は欲しいかもな |
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お? ならば是非是非 |
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闘わないとやり取り できないんだろ? じゃあ遠慮せずにいくぞ! |
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あれ? 貴方もボール持ってんじゃん 周りの奴らみたいに都市伝説を 使ってないように見えたけど |
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ああ都市伝説って言われても よく判らん 確かにみんな奇妙なお化けを 身に付けているようだが…… 私には無い筈だ お前のは作り物の怪獣だな? それでもボールは手に入るのか |
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ふーむ 今まで売ってきて何だけど もう一度ボールの事を精査する 必要があるのかも知れない |
見て見ぬ振りも大切です |
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さーて 後は待つだけじゃな |
侵略せよ! 宇宙妖怪狸 二ッ岩マミゾウ |
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ん? 誰じゃ |
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何だこれ? 何してるのさ |
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河童か……まあいい 天狗(スピーカー)じゃ無いだけマシじゃな お前さんには関係の無い話じゃ 大人しく帰るが良い 帰って寝て忘れろ |
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あ、ああ 面倒なことには 巻き込まれたくないからな 見なかったことにする |
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ん? お前さん面白い奴連れているな |
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面白い奴? このネッシー号の事か? これは自慢のUSOマシンさ 売りもんじゃないぜ |
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違う違う 気が付いて居ないのかい? お前の後ろには超巨大な 何かが憑いておる |
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へ? な、何の冗談を |
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冗談なもんか 気が付いて居ないとしたら お前さん、危ないぞ |
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そ、そんな脅したって 無駄だぞ 何にも出てこないからな |
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ふー愚かなもんよのう まあ良いじゃろ お前に憑いている都市伝説(つくりばなし)を 引き出してやるぞい |