夜雀の怪 ミスティア・ローレライ Mystia Lorelai |
EPISODE 1 | チルノ | |
EPISODE 2 | リリカ・プリズムリバー or 因幡 てゐ | |
EPISODE 3 | 魂魄 妖夢 or 鈴仙・U・イナバ or 因幡 てゐ | |
EPISODE 4 | 魂魄 妖夢 or 鈴仙・U・イナバ or リリカ・プリズムリバー or 因幡 てゐ | |
EPISODE 5 | 霧雨 魔理沙 or 十六夜 咲夜 | |
EPISODE 6 | 博麗 霊夢 | |
EPISODE 7 | メディスン・メランコリー | |
EPISODE 8 | 風見 幽香 | |
EPISODE Final | 四季映姫・ヤマザナドゥ |
ミスティア | 悲しみに包まれて妖精郷はぁ〜 肥沃な黒土で覆われた〜♪ |
??? | ロックだな。 |
普通の魔法使い 霧雨 魔理沙 Marisa Kirisame | |
魔理沙 | でも、少し五月蠅いぜ。 |
ミスティア | 五月蠅い五月蠅いも静かなうちよ〜 |
魔理沙 | 五月蠅い黙れ! |
ミスティア | 歌が静かじゃ、お経のほうがマシってもんよ! |
(負け) | |
魔理沙 | 折角花見で騒ごうと思ってるのに、先に騒がれていると萎えるじゃないか。 |
ミスティア | ヒトッ、ヒトッ、ヒトをッ! 人間を〜さらえぇ♪ |
??? | 春よねぇ。 |
完全で瀟洒なメイド 十六夜 咲夜 Sakuya Izayoi | |
咲夜 | 妖怪もおかしな妖怪ばっかね。 |
ミスティア | 人間を喰うのは妖怪の務め! さてはあんた人間ね? |
咲夜 | 残念、妖怪を退治するメイドでした。 |
ミスティア | メイドかぁ、残念。 さらうなら人間が良いなぁ。 |
(負け) | |
咲夜 | この花で覆われた幻想郷。 こんな妖怪ばかりだと思うとうんざりするわ。 |
ミスティア | もういーくつねるとー、おーしょうがつー♪ |
??? | 気の早い歌が聞こえてくる…… |
半人半霊の半人前 魂魄 妖夢 Youmu Konpaku | |
妖夢 | まだ春だから、結構寝ないと正月は来ないわ、 ってどこから歌が聞こえるのかしら? |
ミスティア | いいや、人間は一回寝ればお正月! |
妖夢 | む。化け物のたぐいね! |
ミスティア | この道で一回眠れば、 もう次の正月まで眼を覚ますことはないわー |
(負け) | |
妖夢 | なんだ、鳥か…… 焦って損したわ。 |
ミスティア | 何をおっしゃる、うっさぎさん〜♪ |
??? | 誰……? |
狂気の月の兎 鈴仙・U・イナバ Reisen Udongein Inaba | |
鈴仙 | 何か、歌声のような会話のような声が聞こえたけど…… |
ミスティア | 地上を這う生き物は、空を飛ぶ生き物には敵わないよ。 |
鈴仙 | 小鳥の襲撃!? |
ミスティア | 人間通らないなぁ…… |
(負け) | |
鈴仙 | この辺の化け鳥も浮かれているわね。 今日は鳥鍋かしら? |
ミスティア | お空の上はマッハの時代〜♪ 文明開化の味がする〜♪ |
??? | 珍しいねぇ。 |
騒霊キーボーディスト リリカ・プリズムリバー Lirica Prismriver | |
リリカ | こんな小鳥が雲の上までやってくるなんて。 |
ミスティア | あれ? 妙に晴れてると思ったら雲の上じゃん。 通りで羽が冷たいと思ったわ〜♪ |
リリカ | 音楽で勝負して負けたいのね? |
ミスティア | こんな雲の上じゃあ、人間が通りそうも無いじゃないの。 |
(負け) | |
リリカ | ああ、鳥が堕ちていく風切り音も なかなかに幻想的で素敵ね。 |
ミスティア | タラッタラッタラッタ、うさぎのダンス〜♪ |
??? | タラッタラッタラッタ、可愛いダンス〜♪ |
幸運の素兎 因幡てゐ Tewi Inaba | |
てゐ | えらく陽気な化け鳥が現れたもんね。 |
ミスティア | 兎はお呼びでない。 |
てゐ | 兎の歌を歌ってたじゃないの。 |
ミスティア | 何処まで飛んでも景色が変わらなーい。 |
(負け) | |
てゐ | 雀になんか幸運を分けてやらないからね! |
ミスティア | 生水飲むと〜おなかを壊す〜♪ 湖飲むと〜三途河〜♪ |
??? | なんだなんだ? |
氷の小さな妖精 チルノ Cirno | |
チルノ | 騒がしいのがやって来たね。 |
ミスティア | もしかして妖精? 私の歌は人間を呼ぶ為にあるのよ! |
チルノ | 湖の上で誰を呼ぼうとしたの! |
ミスティア | ここはハズレ。 人間居ないし、余り楽しくない。 |
(負け) | |
チルノ | 最近みんなおかしいよ。 春の所為かな。 |
ミスティア | この辺も行き飽きたわね〜♪ |
??? | おかしいわ。 |
楽園の素敵な巫女 博麗 霊夢 Reimu Hakurei | |
霊夢 | 何処に行っても異変に大差ないなんて…… って、鳥? |
ミスティア | そう、何処に行っても大差ないのか〜 |
霊夢 | もう、鳥とか妖精とか兎とか…… そんなんばっかだわ! |
ミスティア | 何処に行っても大差ないのなら、普段は行かない所に行っても面白そうね〜。 普段は人間は居ないから行かないんだけど。 |
(負け) | |
霊夢 | この辺じゃ無いのかなぁ。 異変の犯人が居る場所って…… |
ミスティア | 翼が傷つき倒れても〜♪ ここでは寝るな〜鈴蘭の夢〜♪ |
??? | 騒々しいわね |
小さなスイートポイズン メディスン・メランコリー Medicine Melancholy | |
メディ | お花畑に歌いながらやってくる奴なんて、 変態か変質者位よね。 |
ミスティア | 歌の邪魔をする奴が多すぎるぅ。 歌い続けないと死んじゃうんだから仕方がない |
メディ | 嘘ばっかり。 そんな訳ないじゃん。 それに、そういう事言う奴はもっと儚い歌を歌うもんよ。 何よその激しい歌は。 何よその元気な歌は。 |
ミスティア | 歌は元気の元。 悲しい歌なんか歌って感傷的になってるんじゃないわよ。 自殺したくなる様な歌なんて以ての外! |
メディ | でもー疲れるわー貴方の歌。 |
ミスティア | じゃ、元気が回復する歌を歌うわ。 鈴蘭の毒が〜♪ |
メディ | 歌うな! |
ミスティア | 傷ついた翼にまわる〜…… って、あ、あれー…… |
メディ | ふふふ、ようやく毒がまわってきたようね。 毒を受けやすい大きな翼と、ちょこまか動く無鉄砲さがあだとなる。 さあ、鈴蘭の丘で毒の優しさに包まれて眠りなさい! |
ミスティア | ささ、早く脱出しないとー! ここは毒だらけで危険よー! |
メディ | 貴方は、何しに来たのかしら? 私が誰かも関係無いのかしら? |
ミスティア | 関係ない! |
(負け) | |
メディ | 神経に毒がまわると、きっと儚い歌も歌える様になるわ。 |
ミスティア | 向日葵ぐるぐる向日葵ぐるぐる、 向日葵ぐるぐる体当たり〜♪ |
??? | そこで鳥はスパイシーに焼き上がる〜♪ |
ミスティア | 誰よ! 人の歌の続きを取るなんて。 |
??? | あらごめんなさい。 あまりにも気持ちよさそうに歌っていたから 続きを歌っちゃったわ。 |
ミスティア | スパイシーに焼き上がるのは人間よー。 って何で続きがスパイスって判ったの? |
四季のフラワーマスター 風見 幽香 Yuka Kazami | |
幽香 | うふふ。 古からの言い伝え。 貴方の歌う歌は、貴方の内から出るのではなく 幽かな声を歌にしているだけ。 だから、続きくらいすぐに判ってしまうわ。 |
ミスティア | 何をー? これは私の作った歌よー? |
幽香 | その証拠に次の歌の続きも予想できるわよ? 向日葵ぐるぐる向日葵ぐるぐる…… |
ミスティア | そりゃ、サビはループだからね。 |
幽香 | ほら、周りを見て、 向日葵はぐるぐると…… |
ミスティア | うわぁ! 向日葵が向日葵がー |
幽香 | さあ、もう一度歌の続きを思い出すのよ。 貴方の運命はそこに書いてある。 |
ミスティア | ここも駄目だ〜 早く脱出しないと〜! |
幽香 | 貴方は、何しにここに来たのかしら? |
ミスティア | 気持ち良く歌って飛んでいるだけなのに〜 |
幽香 | そういう状態で歌っていると、霊の声を拾ってどんどんと…… 貴方の手に負えない相手に出くわすでしょう。 いってらっしゃいね |
ミスティア | 脱出だ〜 |
(負け) | |
幽香 | 向日葵ぐるぐる体当たり〜♪ そこで鳥はスパイシーに焼き上がる〜♪ |
ミスティア | さくら〜、さくら〜♪ じんじゃもつかもみわたすかぎり〜♪ |
??? | 罪を憎んで人を憎まず。 紫の桜は果てしなく長い時間をかけて 罪から人を解放するのでしょう。 降りしきる桜の花、 これは、罪人が多すぎる、 と桜が泣いているのです。 |
ミスティア | かすみかくもか〜彼岸ににおう♪ |
楽園の最高裁判官 四季映姫・ヤマザナドゥ Sikieiki Yamaxanadu | |
四季 | 人の話も聞きなさい! 人が良いことを言っているのだから。 |
ミスティア | あれ? 誰か居たの? |
四季 | ここの桜は普段なら今の季節には咲きません。 それに、ここは無縁の塚。 この桜はお花見に使われることは無いのです。 貴方の歌は、ここでは決して相容れない雑音なのですよ。 |
ミスティア | 何よ。 何処に行ってもまともに歌えやしない。 陽気さが無くて何が花の異変なのよ。 |
四季 | 貴方は、自分の歌が持つ力を理解していない 歌は、時には霊を鎮め、時には活性化する。 そう、貴方は少し混沌を呼びすぎる |
ミスティア | …… |
四季 | このまま何も考えずに歌い続ければ、 周りの霊達もおかしくなるでしょう。 それは、未曾有の大罪に繋がるかも知れない。 |
ミスティア | せ、説教って訳? そんなの頭を素通りよ! |
四季 | でしょうね。 貴方は鳥、鳥の頭は小さいのですから。 少しお灸を据えてあげましょう 降りしきる紫の桜の下で、 鎮魂歌の一つでも歌えるようになるがいい! |
Ending No.8 | |
(負け) | |
四季 | 紫の桜が散っていく…… 少しずつ、罪が許されていく…… |